東京都杉並区下井草2-40-13 海野ビル2F

西武新宿線「下井草駅」南口出口前 徒歩1分

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【安全・安心な診療体制について】保険診療費の変動について

杉並区下井草の顕微鏡歯科・予防歯科・未来型歯科:さくら歯科の吉村です。

当院では「歯科外来診療環境体制施設」と「歯科治療総認定合医療管理施設」の基準を満たし、認定を取得致しました。この認定には、診療時の清潔な環境の提供、院内感染対策、救急時の安全対策、安全管理などについて、国が定める基準を満たし、申請することが必要です。

詳しくご説明すると、
歯科外来診療環境体制加算についてですが、
1 歯科外来診療環境体制加算に関する施設基準
(1) 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故、感染症対策等の医療安全対策に係る研修を 修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。
(2) 歯科衛生士が1名以上配置されていること。
(3) 患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等 を有していること。 ア 自動体外式除細動器(AED) イ 経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター) ウ 酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの) エ 血圧計 オ 救急蘇生セット カ 歯科用吸引装置
(4) 診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前 の連携体制が確保されていること。ただし、医科歯科併設の保険医療機関にあっては、 当該保険医療機関の医科診療科との連携体制が確保されている場合は、この限りでな い。
(5) 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた 洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な感染症対策を講じていること。 (6) 感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確 保していること。
(7) 歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯牙の切削や義歯の調整、歯の被せ物の 調整時等に飛散する細かな物質を吸収できる環境を確保していること。
(8) 当該保険医療機関の見やすい場所に、緊急時における連携保険医療機関との連携方法 やその対応及び当該医療機関で取り組んでいる院内感染防止対策等、歯科診療に係る 医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。
となります。そして、初診料の加算25点、再診料の加算5点が認められます。

次に、歯科治療総合医療管理料(Ⅱ)ですが、
(1) 歯科治高血圧性疾患、虚血性心疾患、不整脈、心不全又は脳血管疾患がある患者に対して、歯科治療時における患者の全身状態の変化等を把握するため、患者の血圧、脈拍、経皮的酸素飽和度を経時的に監視し、必要な医療管理を行った場合に算定する。
(2) 歯科治療総合医療管理料(Ⅱ)を算定する保険医療機関は、全身状態の把握、管理等に必要な機器、機材等が整備されていること。
1経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
2酸素供給装置
3救急蘇生セット
(3) 管理内容及び患者の全身状態の要点を診療録に記載すること。
となります。この認定により1日につき45点の加算が認められます。

今後とも安心・安全な診療体制をより一層すすめていきます。

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【年末年始のお知らせ】

杉並区下井草の顕微鏡歯科・予防歯科・未来型歯科:さくら歯科の吉村です。

当院では、
年内の診療は終了致しました。なお、年始は1月5日より通常通り診療を行います。
今年一年有難うございました。良い年をお迎えください。

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【東京デンタルショーに参加して】

杉並区下井草の顕微鏡歯科・予防歯科・未来型歯科:さくら歯科の吉村です。

公益社団法人東京都歯科医師会主催の“かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所”の施設基準のための研修会を受講してきました。

この「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」とは、平成28年4月より新設された制度です。歯科疾患の管理が必要な患者に対し、定期的かつ継続的な口腔の管理を行う診療所であって、別に厚生労働大臣が定める施設基準に適合しているものとして地方厚生局長等に届け出たものをいいます。その目的は、「患者の口腔機能管理、摂食機能障害及び歯科疾患に対する包括的で継続的な管理を促し、地域包括ケアシステムにおける地域完結型医療の推進を図ること」です。言い換えると、来院者の方々の生涯にわたる安心・安全な治療を提供し、定期的なお口の検診や予防を図ることで患者さんの健康に寄与することができると認められた歯科医院が認可を受けることができます。
 
ちなみに…ですが、
[かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の施設基準]
施設基準
次の要件のいずれにも該当するものをかかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所という。
(1) 過去1年間に歯科訪問診療1又は2、歯周病安定期治療及びクラウン・ブリッジ維持管理 料を算定している実績があること。
(2) 次に掲げる研修をいずれも修了した歯科医師が1名以上配置されていること。
ア 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故及び感染症対策等の医療安全対策に係る研修
イ 高齢者の心身の特性、口腔機能の管理及び緊急時対応等に係る研修 なお、これらの研修については、同一の歯科医師が研修を修了していることでも差し支え ない。また、既に受講した研修が要件の一部を満たしている場合には、不足する要件を補足 する研修を受講することでも差し支えない。
(3) 歯科医師が複数名配置されていること又は歯科医師及び歯科衛生士がそれぞれ1名以上配置されていること。
(4) 診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連 携体制が確保されていること。
(5) 当該診療所において、迅速に歯科訪問診療が可能な歯科医師をあらかじめ指定するととも に、当該担当医名、当該担当医の連絡先電話番号、診療可能日、緊急時の注意事項等につい て、事前に患者又は家族に対して説明の上、文書により提供していること。
(6) 当該地域において、在宅医療を担う保険医療機関と連携を図り、必要に応じて、情報提供 できる体制を確保していること。
(7) 当該地域において、他の保健医療サービス及び福祉サービスの連携調整を担当する者と連 携していること。
(8) 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄 ・滅菌処理を徹底する等十分な感染症対策を講じていること。
(9) 感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保し ていること。
(10) 歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯の切削や義歯の調整、歯冠補綴物の調整時 等に飛散する細かな物質を吸引できる環境を確保していること。
(11) 患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等を有 していること。
ア 自動体外式除細動器(AED)
イ 経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
ウ 酸素供給装置
エ 血圧計
オ 救急蘇生セット
カ 歯科用吸引装置
届出に関する事項
かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の施設基準に係る届出は、「別添2の様式17の2」を用いること。また、偶発症に対する緊急時の対応、医療事故、感染症対策等の医療安全対策、高齢者の心身の特性、口腔機能の管理及び緊急時対応等に係る研修を全て修了していることが確認できる文書を添付すること。
となります。かなりハードルが高いですが、地域の中核歯科医院としての機能を満たすことになるとすると仕方がないと思います。当院でもソフト面、ハード面でも強化をしていきたいと思います。

当日の講義内容は、
(1)高齢者の心身の特性、口腔機能の管理
オーラルフレイユは滑舌低下、食べこぼし、わずかなむせ、噛めない食品が増えるなどお口の衰えをいいます。サルコペニア(筋肉の衰え)について、認知症について
(2)高齢者に対する緊急時の対応について(機器等の操作方法を含む)
高齢者になると全身疾患(高血圧症、虚血性心疾患、腎臓病、糖尿病等)に罹患する可能性が高くなります。基礎的な知識について講義がありました。
(3)偶発症に対する緊急時の対応について(機器等の操作方法を含む)
気道異物についての対応、一時救命の手技について
(4)感染症対策について
安心で安全できる歯科医療の提供をもとめられている点、また医療法に基づく運営について
(補足)届出手続き及び算定方法について
   AED・口腔外バキューム等業者展示・実演
でした。

また、「2020年末までに歯科開業医が取り組むべき方向性」について荒井昌海先生のお話を伺いました。今からの3年間で取り組むべき学術と経営の課題について、具体的にお話を伺いました。人口減少、高齢化社会に向けての取組み、IoT化、様々なお話を伺うことが出来ました。
まだまだ、さくら歯科でも出来ることがあります。

他にも、歯科商品の展示、販売会でしたのでお世話になっている方々に挨拶回りをしてきました。とても充実した一日でした。

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【セミナーに参加しました】歯根の治療・かみ合わせのセミナーに参加して

杉並区下井草の顕微鏡歯科・予防歯科・未来型歯科:さくら歯科の吉村です。

。歯根の治療・かみ合わせのセミナーに参加してきました。


セミナー終了後、帰宅途中でみた東京タワーです。とてもキレイでした。

歯内療法は外科的歯内療法のことを教わってきました。外科的歯内療法とは、歯茎をめくって歯根の先の治療をすることです。この治療で結果が思わしくない時は、抜歯になります。専門医の先生ならではのお話でした。やらないこと、やることを見極めること、意思決定の大切さ、世界標準の考え方や術式の捉え方、有効と考えられていることの実際は・・・と論文を使っての講義でした。

講義してくださった先生のオフィスでは、半分くらいが外科的歯内療法とのことです。難治症例ばかりを紹介されるので、この術式を選択する割合が多いです。イニシャルと言って、まだ手を付けていない根管の治療は5%程度とほとんどなかったことからも、専門医ではない歯科医院と大きく違うと感じます。

次に咬合(かみ合わせ)のセミナーです。過去から現在までの咬合論の歴史から始まりました。かみ合わせは、個体差(個人差)が大きいこと、たった一つの正しい咬合は現在も存在しないこと、IT化が歯科界でも進行していて、ある程度の視える化がすすんでいること等を教わりました。

来年は、もっと深く勉強するために1年間のコースに出席することにしました。
今から楽しみです。今まで出来なかったことが出来るようになって、もっと来院者の方々の役に立てれば嬉しいです。今後とも宜しくお願いいたします。

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[取材していただきました】

杉並区下井草の顕微鏡歯科・予防歯科・未来型歯科:さくら歯科の吉村です。

さくら歯科は、ライオン歯科材料株式会社に取材をしていただきました。、予防歯科に力をいれている歯科医院、これから予防歯科を始めようとしている歯科医院に広めたいとの趣旨でした。当院での取り組みが高く評価されて、とても嬉しく、誇らしく思います。

さくら歯科に来院してくださっている方々と喜びを分かち合いたいと思い、待合室にも置かせて頂いております。お時間がございます時にでも、お手にとって頂ければ嬉しいです。
予防歯科を「出来ることから始めていきましょう。」健康を守り育てるお手伝いを今後とも

メンバーのみんなの、支えてくださる方々の恩返しに少しでもなると嬉しいです。
本当にありがとう!!

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