2025.11.06
カテゴリ:お知らせ, さくら歯科通信
今月のさくら通信は
【嘔吐反射と口呼吸の関係】です。
嘔吐反射が強い方は歯科医院で歯の治療を受ける際、歯を削る器械や唾液を吸い取る器械を口の中に入れる事が難しく、治療がスムーズに進まなくなる事があります。
嘔吐反射が起きる原因はいくつかありますが、口呼吸が原因で強い嘔吐反射がおきやすくなっている事もあるんです。
もしご自身が嘔吐反射が強くて歯科治療が苦手だなと思われる方は口呼吸でないか気にしてみてくだ
さい。
口呼吸している場合、起きている時は鼻で息をする様に意識する事、寝る時にはマウステーピングを使用する事をおすすめします。
口呼吸は嘔吐反射だけでなく、虫歯や歯周病のリスクを上昇させることや喉の乾燥と痛み、また、喉が乾燥する事で風邪を引きやすくなる事、乾燥により口臭が悪化します。
そしていびきや睡眠の質の低下など、デメリットがたくさんあります。
そのため、口呼吸を改善する事は全身の健康の為にとても大切な事と言えるのです。
もしご自身で心当たりのある方は口呼吸していないか、気にしてみてください。

