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歯科用CTについて

2021.06.03 カテゴリ:お知らせ, さくら歯科通信

「ぼんやりと分かる」
から
「はっきりと診える」へ

従来のレントゲン写真は立体を影絵のように平面でみるために、骨の厚みによっては見えづらかったり、大事な部分が重なってしまい知ることができなかったり、実際の位置関係が分かりにくかったりすることもありました。

そういった場合は、経験知(経験を重ねて得られるレントゲン写真の読解力)に頼ることも必要でした。

安全な治療

歯科用CT(Computed Tomography)は、CT撮影装置とコンピュータ処理により撮影データを3次元的に構築し、立体を断面ではっきりと診ることが可能になりました。

その結果、今までより簡単に、情報量も増え、精度も高まり、診査の質が飛躍的に向上しました。

正確な診査による
安全な治療

CTの使用で分かること

・上顎洞(鼻の奥)の形態や
粘膜の状態、病巣
・顎の骨の厚み

こんな時に使用します

病気の原因について

蓄膿症が原因で歯が痛くなった時、歯の根の治療、レントゲンでも肉眼でも見逃すことの多い歯の根の数や、3次元的な曲がり方か分かり、根の治療の成功率が高まります。

親知らずの抜歯に

親知らずの周りを通る血管と神経の位置関係を立体的に把握することで、安全に抜歯が出来るのかを確認できます。

歯周病治療

歯周病でどの程度歯槽骨(歯の周囲の骨)が失われているかの確認を正確に行うことができ、より効率的に治療を行うことができます

歯の破折に

歯の割れた方向によってはこれまでのレントゲンで分かりづらくても、立体的な画像が得られるCTでは破折が判断できる場合があります。

顎の関節

顎関節の変形、左右の関節の位置関係等を詳しくみて、診断に役立てます。

インプラント治療

インプラント治療の成功のカギになる骨の量、厚み、そして密度が分かります。神経、血管の走行を確認してインプラントの埋入を検討することができます。

また、得られた画像をコンピュータに取り込み、画面上でインプラントの埋入量や方向をシュミレーションして、サージカルガイドを作製し、安全・安心なインプラント治療を支援します。

睡眠時無呼吸症

スリープスプリントの効果を測定することです。

※スリープスプリントとは…
睡眠時に装着することで、上下の顎を固定することができ、上気道の閉塞を防ぐ効果があります。