さくら歯科通信

2018

11/15

【口腔機能低下症について】


 

杉並区下井草の顕微鏡歯科・予防歯科・未来型歯科:さくら歯科の吉村です。

平成30年の診療報酬改定(保険診療改定)の第3弾です。

口腔機能低下症に関して

口腔衛生管理および口腔機能管理に積極的に介入することで、高齢者の豊かな食生活と健康維持を実現していきます。
具体的には高齢者(65歳以上)の口腔機能低下(口腔衛生状態不良、口腔乾燥、咬合力低下、舌・口唇運動機能低下、低舌圧、咀嚼機能低下、嚥下機能低下)について診査、診断をして、その機能管理をすることが目的になります。

はじめにチェックリストをみていただきます。

1.口腔衛生状態不良 舌苔の付着程度 50%以上
2.口腔乾燥
口腔粘膜湿潤度 27 未満
唾液量 2g/2 分以下
3.咬合力低下
咬合力検査 200 N 未満
残存歯数 20 本未満
4.舌口唇運動機能低下 オーラルディアドコキネシス
どれか 1 つでも, 6 回/秒未満
/pa/ 回/秒 /ta/ 回/秒 /ka/ 回/秒
5.低舌圧 舌圧検査 30kPa 未満
6. 咀嚼機能低下
咀嚼能力検査 100mg/dL 未満
咀嚼能力スコア法 スコア 0,1,2
7.嚥下機能低下
嚥下スクリーニング検査
(EAT-10)
3 点以上 点
自記式質問票
(聖隷式嚥下質問紙) 3 項目以上該当
該当項目が3項目以上で「口腔機能低下症」と診断する。

口腔機能低下症 (オーラル・フレイル、サルコペニアの一種)について詳しくご説明します

加齢だけでなく,疾患や障害など様々な要因によって,口腔の機能が複合的に低下している疾患。放置しておくと咀嚼機能不全,摂食嚥下障害となって全身的な健康を損なうといわれています。特に高齢者においては,う蝕や歯周病,義歯不適合な どの口腔の要因に加えて,加齢や全身疾患によっても口腔機能が低下しやすく,また,低栄養や廃用,薬剤の副作 用等によっても修飾されて複雑な病態を呈することが多いので、個々の高齢者の生活環境や全身状態を見 据えて口腔機能を適切に管理する必要があります。

当医院では、口腔機能低下症に関して、様々な取り組みを始めております。気になる症状がございましたら、お気軽にお問合せください。もちろん、通院中の方々にも積極的に、声をかけさせていただきます

                                   参考 日本老年歯科医学会 ホームページ