歯周病の除菌治療について

お口の除菌をしましょう

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歯周病、むし歯は感染症です。つまり、悪いのはばい菌です。そこで当院では、新たに細菌・真菌に対してのアプローチ「お口の除菌」をおススメしたいと考えます。
医科でのピロリ菌を除菌して、慢性胃炎、胃がん等を予防するのと同じ視点で、歯科でも除菌を行うことで、より患者さんに負担の少ない治療方法を提案致します。

【手に入れられる効果】
・より効果的で優しい治療を
・日頃のお手入れをもっと楽に
・通院回数、時間の軽減

除菌治療の手順

菌歯周病に罹患している場合には、その進行状況に応じて治療を行います。
主な治療の手順は以下の通りです。
下記の処置は、すべて保険外治療となります。(むし歯の治療や歯の被せ物などの治療は保険を適応できます)

【手順】
①位相差顕微鏡、場合によってはリアルタイムPCR法で菌の確認をします。
②除菌法のご提案をします。
③除菌後の歯石取りをします。
位相差顕微鏡検査、歯周ポケット検査、場合によってはリアルタイムPCR検査で再評価をします。

個人差はありますが、1週間ほどで穏やかな菌集団になっていきます。

リアルタイムPCR法とは

菌のDNAイメージ
リアルタイムPCR法とは、いわば歯周病菌のDNA検査のようなものです。
重度歯周病、難治性歯周病、再発性歯周病の方などに有効です。
具体的には、歯周骨の吸収が強く、位相差顕微鏡での菌の活動性の高い場合、また歯肉の炎症が強いケースに特に役立つ検査です。
臨床症状と位相差顕微鏡所見が一致しなかった場合の診断にも利用されます。

菌のDNA鑑別で細菌の種類を確定し、その細菌に合う抗生剤を決定します。

除菌治療の費用

歯周病の除菌治療の費用は、お口の中に残っている歯の本数によって異なります。また、除菌の成功率は約90%ですが、失った骨が全て戻る訳ではありません。
ただし、1週間の治療で、噛み合わせの痛みが改善したり、歯ぐきの腫れが改善したり、歯のグラグラ感が改善したり、と感じる方が多くいらっしゃいます。

治療期間は2ヶ月程度です。終了後、保険治療も可能です。

費用 30,000円〜

除菌治療の注意事項

ただし、この治療は一部おすすめできない方や注意が必要な場合がございます。
下記のご注意事項を必ずお読み下さい。

おすすめできない方

喫煙者/メインテナンスに通えない方/ダイエットをしている方/血液疾患(貧血)の方
重度糖尿病の方/根尖に病巣がある方/じん肺の方/他の病気で抗生剤を多く服用している方
お薬にアレルギーのある方/妊娠・授乳中の方

注意が必要な方

制酸剤・ワーファリン・シクロスポリン・メシル酸ネルフィナビルなどを服用中の方
重い肝臓障害のある方/カリエスや不適合な被せ物が多い方/生理中の方

再感染の予防

下記の行為で歯周病菌に再感染をする可能性がありますので、注意が必要です。
回し飲み/回し食い/箸の使い回し/キス/くしゃみ など