お知らせ

2018

4/05

【入れ歯洗浄剤について】


 

杉並区下井草の顕微鏡歯科・予防歯科・未来型歯科:さくら歯科の吉村です。

今回は入れ歯洗浄剤について、お話し致します。

☆入れ歯洗浄剤につけるだけでは、N.G.です!
「入れ歯洗浄剤につけているから、ブラシは使わない」という方がいらっしゃいますが、入れ歯はブラシで磨いてください。フライパンやお皿を洗剤につけているだけ、きれいにならないのと同じです。しっかり磨くことが必要です。

 磨き方にもコツがあります。研磨材を含まないブッラッシング用義歯洗浄剤で清掃することが理想ですが、ハンドソープまたは中性の食器用洗剤でも十分に代用することができます(私は知らなかったです(汗))
 
 一般的な歯磨剤(歯磨き粉)には研磨材が含まれています。そのために、入れ歯の表面が傷ついて、ばい菌を増殖させるスペースになってしまいます。
 
☆入れ歯洗浄剤が得意なところがあります!

・入れ歯用ブラシが届きにくい部分や複雑な形の部分
 人工歯と歯ぐきの境目、バネの部分など境目にはばい菌、汚れが付きやすいです。

・柔らかい材料が使われている場合
 痛みを減らす目的で入れ歯の一部(ご自身の歯ぐきと当たる部分)に、クッションの役目をする柔らかい材料を使用している場合がございます。入れ歯用歯ブラシをあてると、はがれたり、変形したりする場合があり注意が必要です。

・ご自身での入れ歯ケアが難しい場合
 細かな手先の運動が困難な方、視力が低下して入れ歯の細かな部分が磨けないかたには、おススメしています。

☆入れ歯洗浄剤の成分について
 
 入れ歯洗浄剤は主成分、有効成分で洗浄効果と入れ歯の材質への影響が変わってきます。ご自身の入れ歯の状態と目的にあった洗浄剤を選ぶことが大切です。次亜塩素酸、過酸化物、酵素入り過酸化物、酵素、銀系無機抗菌剤、生薬、消毒薬(海面活性剤)、二酸化チタン光触媒等に分類されます。
 
 洗浄効果:
 殺菌作用の非常に強い義歯洗浄剤は次亜塩素酸、銀系無機抗菌剤、消毒薬で酵素や生薬は弱いようです。バイオフィルム(ばい菌の塊)除去能については、銀系無機抗菌剤、酸、消毒薬が非常に強く、過酸化物や酵素入り過酸化物も強い傾向でしたが、酵素や生薬は弱い傾向だそうです。歯石除去作用には酸、消臭作用には過酸化物や酵素入り過酸化物が非常に強いようです。また、ステイン除去効果が高いのは次亜塩素酸です。

 入れ歯材料への影響:
 入れ歯に用いられている主な材質は、金属とレジン(樹脂)です。人工歯には、レジンだけではなく、金属や陶材を用いたものがあります。支持・維持装置には、ワイヤー、アタッチメントなどの金属類がありますが、装置により金属の種類はさまざまです。さらに入れ歯が歯ぐきにあたる部分にクッション(軟性材料)が用いられていることがあります。
 入れ歯洗浄剤の成分によっては、材質変化を引き起こす可能性があります。洗浄剤の取扱説明書に記載された適応入れ歯材料を確認したうえで、使用することが必要です。

 さくら歯科で取り扱っている洗浄剤は、「キラリ」です。
 
 ご家庭で毎日洗浄する洗浄力の高い入れ歯洗浄剤で、安全性の高い二酸化チタンを配合し、その触媒効果でヤニや茶渋などの着色汚れやカンジタ菌を洗浄・除菌します。入れ歯を傷めない中性タイプとなっているので、ティシュ・コンディショナー以外の材料に幅広く適応します。