お知らせ

2017

8/17

【欠損補綴治療】インプラント、義歯、ブリッジの選択


 

杉並区下井草の顕微鏡歯科・予防歯科・未来型歯科:さくら歯科の吉村です。

前回の『さくら歯科通信』では、当院のインプラント治療の特徴についてご説明いたしました。

今回の『さくら歯科通信』では、歯が抜けた場合に、インプラント治療などの他に、どんな治療の選択肢があるのか?についてご説明したいと思います。歯が抜けた=インプラント治療 という訳ではありません。

様々な条件や、患者さんのご希望をお伺いした上で、最良の治療をご提供するのが、当院であるさくら歯科の欠損補綴治療です。

 

どうなりたいなぁと思いますか?

まず最初に、『欠損補綴治療』について簡単にご説明いたします。欠損補綴治療とは、歯が抜け落ちてしまった後の様々な歯科治療の事です。

昔は、歯が抜けた後には、義歯(入れ歯)とブリッジしかありませんでした。しかし、人工歯根を埋めて、その上から白い歯を被せる治療であるインプラント治療が世にでてからは、歯が抜け落ちたあとの治療は、義歯(入れ歯)・ブリッジ・インプラント治療の3つを選択できるようになりました。

これら3つが、主な『欠損補綴治療』と言います。

そして、これらの3つの治療は、それぞれメリットとデメリットがございます。つまり、それぞれ、良い面と悪い面があるので、患者さんのご希望により、使い分けています。

そのため、当院では、まずは患者さんのご希望を丁寧にお伺いすることから始めるのが基本です。

あなたはどんな希望がありますか?下記のチェック項目に沿って、チェックしてみてください。

治療に対する希望

□自分の歯を長持ちさせたい。
□歯を削りたくない
□しっかり噛みたい
□見た目が気になる
□違和感を気にする
□話しやすさを重視したい
□外科処置に不安はないか
□取り外せる歯(入れ歯)でいいのか

現実的な問題

□費用はどれくらいかけられるか
□治療期間はどれくらいが良いか
□外科処理ができるか
□歯周病は無いか
□きちんと歯磨きができるか
□噛合せに問題は無いか

 

このような具合で、患者さんのご希望に、現実的な問題をかけ合わせて、最も最適な治療プランをご提示いたします。もちろん、患者さんのご希望を優先いたしますが、現実的な問題で、将来を見据えた時に、おすすめしたい治療については、きちんとご説明して強調させていただきます。

インプラント治療の特徴

まず、インプラント治療のメリット・デメリットについてご説明いたします。

良い点

・すれ違い咬合の改善
・噛む力が強すぎて、歯を壊す方に良い
・見た目、装着感がよい
・噛み心地が良い
・隣の歯を削らない
・入れ歯と併用すると良好な結果を得ることもある

インプラント治療は、他の歯を守ることができる場合に特におススメしています。

悪い点

・治療期間が長くなる(3ヶ月~)
・外科的な治療が必要
・保険適応外(1歯:30数万円~)
・適応が限られる
・治療後に矯正は難しくなる
・強い歯ぎしりをする方には向かない

ブリッジ治療の特徴

良い点

・見た目、装着感がよい
・しっかり噛める
・保険内での治療も可
・前歯では、インプラントより見た目が良い結果を得られやすい
・治療回数が、あまりかからない

悪い点

・歯のない部分の隣の歯を削る
・お手入れに手間がかかる
・歯に負担がかかり、寿命が短くなりやすい(10年で交換が必要になるという報告があります。)

入れ歯(義歯)の特徴

良い点

・バネで支えるので、歯をほとんど削らない
・お手入れが比較的容易
・保険内での治療も可(3千円~)
・抜いた直後に装着できるものがある
・様々な入れ歯がある(保険外)
{見た目、噛み心地の良いもの、インプラントと併用して外れないもの等}

悪い点

・見えるところにバネがかかる場合がある
・装着感、噛み心地が悪い
・話にくい場合がある
・食べ物が挟まりやすい
・調整が必要

最後に

欠損補綴治療は、あくまでも歯が抜けてしまった後の治療の選択肢です。

歯科医師としては、このように歯が抜け落ちないような予防的観点から、患者さんの歯をお守りしたいと考えております。それが歯科治療の基本です。

しかし、様々な事情で、止む無く歯が抜け落ちてしまった場合でも、患者さんのご希望と現実的な問題を十分加味して、最大限のご提案をさせていただきたいと思います。