さくら歯科通信

2017

10/09

【顕微鏡歯科と部分入れ歯】セミナーに参加して


 

杉並区下井草の顕微鏡歯科・予防歯科・未来型歯科:さくら歯科の吉村です。

日本顕微鏡歯科学会の第9回シーズンズセミナー”オータム”と局部床義歯のセミナーに参加してまいりました。

日本顕微鏡歯科学会のセミナーでは、若手の先生方が中心となっての発表でした。しかし、若手の先生ならではの新鮮な視点からの発表ばかりで、気持ちを新たに発表を聞くことが出来ました。根管の洗浄方法、CTと顕微鏡を診査に有効に使用した症例、様々な器具を工夫して使用した症例、根管の消毒方法、破折した器具の除去の方法、それにコメントする先生の温かで真摯な視線(と砕けた(!?)コメント)、日本顕微鏡歯科学会ならではの諸先輩先生方との近い距離間が嬉しく思える発表会でした。日ごろはお忙しく人だかりになっている先生方も本日は、リラックスした雰囲気で、三橋先生、辻本先生と少しお話出来たのが個人的には嬉しかったです。多数の先生が参加したため、会場が狭くなってしまい、熱気のためにエアコンが全開でした。その真下にいた私は、途中で具合が悪くなってしまいました。とても残念ですが、次の日の診療に差し支えるので早めに退席してしまいました。申し訳ございませんでした。

局部床義歯のセミナーは当院で仕事をお願いしている歯科技工士の宮井克樹先生と一緒に伺いました。一緒にセミナーに出ましょうと誘っておきながら、2年たちました。やっと、約束を果たすことが出来てホッとしています。一緒に出る価値のある内容のセミナーでした。クラスプの設計、床の在り方、維持、把持、支持のこと、補綴前処置、噛める入れ歯とは・・・様々なことを確認できました。特に、クラスプの設計は日ごろの疑問に答えてくれた素晴らしいセミナーでした。教科書で教わったことだけでは、支台歯(ばねのかかる歯)に無理な力がかかることがあると考えていました。実際に、統計にもクラスプをかけて無理に力がかかった支台歯の場合、歯の寿命を縮めてしまうと報告がされています。しかし、セミナーでの考え方なら負担もあまりかけずに、歯が長持ちすると考えています。このセミナーの先生がお勧めの本も早速、購入して読んでいます。昔に書かれた本なので、もともとの考えが載っており、今でも「なるほど」と思います。今月中には、しっかり読み終わりたいです。

お昼休みは講師の先生が何故か隣に座ってくださり、4人の受講生の方々と様々なお話をしました。日ごろの診療についてや、新規開業する先生の悩み、人生観まで、1時間の短い中で色々な話で盛り上がりました。その中で印象に残っているのは、当院でも治療の目標である「当たり前の事を当たり前に行う事」の大切さをでした。基本を大切に重ねていくと、「卓越した技術」になるのだと確信しました。今後とも、さくら歯科でも私個人でも、基本を重ねていきたいと思います。

サベヤーです。宮井先生、有難うございます!!

いい診療をすることが私を支えてくださる方々への恩返しと思っています。今後とも精進します。いつも有り難うござます。