さくら歯科通信

2017

9/29

【救命救急について】より安心・安全な歯科治療


 

杉並区下井草の顕微鏡歯科・予防歯科・未来型歯科:さくら歯科の吉村です。

今回の相棒(?)です。

上級救命講習を受講してきました。

鶴見大の佐藤慶太(さとう・けいた)教授の調査によると、歯科医療に関連して起きた死亡事案は2002年からの約10年間に少なくとも33例あったことが確認(http://blog.goo.ne.jp/urara-30/e/5a1a33f5c591b9797533e50a1c0efba9)されたとのことです。この数が多いか少ないかは別として、歯科医療でも残念ながら死亡してしまう事例があると言えます。高齢化社会を迎えた日本では全身疾患をもつ方も増えています。今後はもっと注意して診療にあたる必要がありますし、来院者の方にも過度に過敏にならなくても結構ですが、ご自身の全身状態を把握すること、歯科医師に治療の可否の判断はゆだねること、をお勧めします。

そこで、さくら歯科でもAED等を導入して、より安心・安全な診療環境を提供していきたいと考えています。その一環として、先日、上級救命講習を受講してきました。朝9時から、夕方の5時まで8時間の講習会です。朝早くから、なんと33名の受講生が集まりました。伺うとお店で働く方々が殆んどでした。AEDが普及してきていること、オリンピックがあるために注目が上がってきていると講師の先生が説明していらっしゃいました。

講義は実践に即したもので、講義と実習がセットになっています。心肺蘇生(成人)、AEDの使用方法、窒息の手当、止血の方法、小児・乳児の心肺蘇生、傷病者管理、外傷の応急手当、搬送法を教えていただきました。内容も救命に関することですし、場所も消防署での講習ということもあってか、張りつめた緊張感の中で講習がすすんでいきました。

上の写真は、一日付き合ってくれた相棒のマネキンです。胸骨圧迫(心臓マッサージ)などは、練習を実際の人で行うことが出来ません。マネキンは文句も言わず(?)に練習に付き合ってくれました。おかげで、講師の先生にも褒めていただけました。いくつになっても、褒めていたいただけると嬉しいものですね。おっと、話が脱線してしまいましたが、胸骨圧迫は複数人ができる状況なら、1~2分で交代するくらい激しいものです。講師の方は「100メートル先にAEDがあっても取りにいかないこと。消防隊員でもそんなことはしない。そのくらい大変なことなんだ。」とおっしゃっていたのが印象的でした。2分程度の実習を数回したのですが、1回ずつ汗ばむほどでした。

上級救命技能認定証を頂きましたが、ペーパーテストと実技のテストがありました。こっちは、いくつになっても嫌なものですね(笑)。実技のテストで「傷病者の頭の上に置いてください。」と言うところを「患者さんの・・・」と言ってしまいました。お昼に歯を磨いていたのは私だけということもあり、歯科医師ということがバレてしまいました。さすがに、恥ずかしいのでメンバーの皆には内緒でお願いします。。。